県春季団体戦-2024-04-20

県春季団体戦でした。
天気が途中から微妙な中、保護者の皆さん、選手の皆さん、お疲れさまでした!

新しく顧問になられた新名先生と初対面でした。
IITクラブとの連携もとってくださりそうな先生で一安心です!!
奥様が妊娠されているとのことで、先生も今は大事な時期です。
土曜日はなるべく奥様のそばにいたい、とおしゃっていたのと、
IITでも1日練習等を行いたかったので、
おそらく5月以降土曜日はお休みになると思います。
練習試合等でお休みじゃなくなる場合もありますが、部活の通常練習はお休みになると思いますので
私のほうで新名先生と予定をたてながら、クラブの練習スケジュールを作っていけるようにします!

さて県春季団体戦の結果です。

1回戦 日向

1試合 みはな・みゆ  1-③ 負け
2試合 まな・みお   ③-2 勝ち
3試合 かのん・ゆみか 2-③ 負け

1-② で1回戦敗退となりました。

🌟みはな・みゆ🌟

試合が終わったあとは、叱り飛ばしてやろうかと本気で思いました。
ただ、その後の後輩たちの試合で、しっかり声をだして応援をしていたこと、それと試合が終わったあとに泣きそうな顔をしていたこと、
ちゃんと自分たちがやらかしたことが分かっていると感じたので、叱り飛ばすのはやめました。
試合内容は、そのまんま自分たちが感じた通りです。
試合が終わった後、負けた、ことへの恐怖を今までにないくらい感じたのではないでしょうか?

今回、はっきり言って残念な試合内容、負け方でした。
ふたりの日々の練習、本来の実力を知っているので、試合で実力の半分以上を発揮できなかったこと、
自分たちが一番感じていると思います。

試合中、自身とペアと向き合いましたか?
田野中1番手としての覚悟をもって挑みました?
1試合目、自分たちの力を後輩たちに続かせることができるように、背中を見せることができましたか?

ふたりに足りないのは、最後までやり切る覚悟、人の上にたつ覚悟、1番手としてやり切る覚悟、です。

レシーブのときセカンドサービスに対して強気に攻め切れていなかった、ラリーが相手と続かず自滅したところ、
サーブでダブルフォルトを繰り返したところ、ボレーを決めきれなかったところ、
やり切れていなかったことを数えだしたら切りがないですね。

練習量はこなしてきました、ふたりの実力は1年前より上がっています、応援してくれる人もいる、
あとは、それを理解して覚悟をもって、プライドをもって、絶対に負けたくない、という闘志を燃やして
コートの上で選手として試合に臨む覚悟があるかどうか、です。

🌟まな・みお🌟

まずはよく持ち直して勝利ができたな、と思いました。
かなり見違えました。
途中気持ちが折れかけたこと、自分たちの試合にたいして集中力が切れたことがありましたが、
ファイナルゲームを制し、2年生相手に勝利をつかめたのは、ふたりの自信になったと思います。
日南での試合経験が活きた、と思います。

まな、サービスが以前より通用するようになっています。
るかに近いサービスなので、
あともう少し、上から打つことが意識できるようになったら、るかに近くなり、スピードも出てきます。
こればかりは練習をあとどのくらいしたかどうか、です。
ストロークはまだ後ろへの下がり、前への走り込みが弱いです。
ただそれ以外は大体打ち返せていました。
心が折れたときに押されてしまい、球が短くなることもありましたが、集中できているときはしっかりした球が打てていましたよ。

みおはひとりだけ、バックハンドをみんなとは違う方向から教えていましたが、それがもう少しで日の目を見そうです。
練習ではなかなかやりにくいバックハンドになりつつありますが、試合ではまだそれが発揮できていません。
もし試合で発揮しきれれば、みおにとっての大きな武器になります。
それとストロークでのコースを狙うこと、ボレーを決めること、これが前の試合よりできていてよかったです。
特に失敗はしましたがポーチに出たことはかなりの成長です。
次の試合ではポーチボレーを決めましょう。

ふたりのペアとしての課題は、あとは試合中の足さばきと構えだけです。
試合中にも言いましたが、常に自分のところにボールが返ってくる、という意識をもって、足を動かし続け、構えてください。
それだけで試合展開をふたりのペースに持っていくことができます。

🌟かのん・ゆみか🌟

それぞれの実力は高まっていて、何よりふたりの武器であるサーブがかなり通用していました。
特にゆみか、ショルダーカットサーブでしっかり点数をとっていましたね。
習得しきったと、今日の試合で感じました。あとはこれから、より洗練しきれるかどうか、です。
かのんのストロークも2年生相手によく粘っていたと思います。

日南での大会でも感じましたが
1年足らずで、1つ上の先輩たち相手に食いつけるだけの実力は確実に身についています。
ここまで成長した2人の努力にまずは拍手です。

ではなぜ負けたのか。

なぜもうひとつ上がってこれないのか、が今のふたりの課題です。
ソフトテニスを始めて、約11カ月。
今までの練習環境、練習時間を考えると、ふたりは11カ月の選手としては上限ギリまで伸びていると思います。

ただなぜ勝てないのか。

単純に個々の実力が高いため、かみ合ってないのが原因です。
ダブルスとしてのフォーメーション、展開の仕方、が2人は通常のダブルスと違うので
その点がいまだうまくかみ合っていなのです。
そしてここ最近、食らいつきはしつつ気持ちよく勝ち切れていないことも原因ですね。
それぞれ気持ちよく、いいショットを打とうとしすぎて、その気持ちが空回りしすぎです。

いいショットを打つ、気持ちよさと、試合にふたりでダブルスとして勝つ、は別物です。
その試合への考え方を、見方を変えてみてください。

中体連の日程が予想より早まり、思った以上に試合が近くなっています。
練習とどう向き合うのか、自分自身とどう向き合うのか、
何より、試合中に、キラキラ輝けるかどうか。

私はみんなに、テニスを通して、人間としての魅力的になってほしいと思っています。
応援したくなる選手、頑張ってほしいと思われる選手は、人間としての魅力があり、人を引き付ける力があるからです。
遊びや思い出作りで、アプリで加工した自分たちは魅力的ですか?
その加工を外したときに、ありのままの自分たちは、胸張って人前に出られますか?

人の内面は、外面に現れます。
内面が素晴らしい人は、人間としての魅力にあふれ、自然と人を引き寄せ、人から応援されます。
テニスを通して、そんな人にみんながなってくれることを願っています。

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