ＩＩＴクラブ-１周年

ＩＩＴクラブを設立して１年がたちました。

この１年は本当に色んなことがありました。

県大会への切符を獲得し出場してくれた子達、色んな大会での入賞、
小学生会もでき、硬式テニスも始まりました。

練習に参加してくれるメンバーも増え、一般サークルのメンバーでボランティアでお手伝いをしてくれる人もいて
家族をはじめ、会員の皆さん、保護者の皆さん、一般サークルの皆さん、様々な人に本当に感謝しています。

改めて皆さん、いつもありがとうございます！！！！！

このクラブを設立したきっかけは、私が田野中学校女子ソフトテニス部の外部指導員を辞めたことがきっかけでした。

あのとき起きたこと、自分が言ったこと、辞めると決めたこと、どれも後悔していません。

ただひとつだけ後悔しているのが、私の言葉が届かず、最後まで見てあげられなかったことです。

だからこそ今指導している、子供たちの内面・人としての成長、を指導するうえで何よりも大切にしています。

ＩＩＴでは、練習態度が悪ければ注意もしますし、度が過ぎれば叱りますし、厳しいことも言いますし、生徒たちに自分のことは自分でしてもらいます。

挨拶・礼儀・思いやりに欠けた言動をとり、
練習や試合を通して、チームメイトもペアも自分のことも諦めることは絶対に許しません。

そして私自身は入会してくれた子供たちの成長を信じて、 入会してくれたみんなのことを諦めることは絶対にしません。

内面的成長を諦めない、と決めたから
技術面だけでなく、人間関係の相談も疑問も聞いてきましたし、 皆が色んな面で成長できるように、
日々の練習内容を考え 一般の人を呼んで話をしてもらったり指導をしてもらったり、個別で話をしたり、
今の自分にできることは全力でやってきましたし、私なりに考え、決定をし、行動してきました。

全然うまくいかないこともありますし、色んな人に助けてもらいっぱなしです。
私自身が間違っていることもあるし、まだまだ未熟だから、
家族や周りに相談し、私自身がもっと成長しないといけません。

日々、どう指導をしたらいいのか、 どうしたら伝わるのか、どう声をかけようか、 どうしたらこの子は成長できるのか、を考えています。

テニスの技術面はもちろん、チーム内の人間関係のことで相談にきてくれた子、
ペアや団体チームに疑問をもち、それをぶつけにきてくれた子、
そのたびに、その時の私の全力で皆に話をしてきました。

私が話している意味が分からない、なんでそんなことを言うのか、なんで怒られるのか、どうして思い通りにいかないのか、と思う子もいると思います。
でも、絶対に伝わる、分かってくれる、と信じて
皆が大人になったときに、少しでも幸せな方向に進んでいてほしいから、諦めることはしません。

子供たちが今の自分が好きなのか、後ろめたいことはないのか、胸張って自信もって生きているのか、
良い顔で自分の、自分たちのテニスをしているのか、練習や試合のとき見ています。

ＩＩＴに所属してくれた今の皆が、いつかの未来で
あのときＩＩＴにいてよかった！と思ってもらえたら嬉しいです😊