2023/7/30-清武運動公園屋内コート

本日の練習もお疲れさまでした!
7月30日の練習はボレーとストロークを中心に、最後に展開練習を入れています。

今日はサーブレシーブからのラリー動画を撮影しました。

ラリーのときに自分がボールを打ったあとにポジションに戻る、そして次に備えてかまえる、足を動かしておく、
重心移動ができるようにするために、かかとを浮かせておく、等が必要です。
打った場所で棒立ちでボールの行方を眺めていたり、相手が打つところをただなんとくなく見ている、はダメです。
足を動かすことは、常に意識をしましょう👣

本日、1年生の日頃の練習への向き合い方、取り組み方、今まで話したこと、それぞれの性格、身体能力を考え、それぞれの特性を伝えました。
今後の練習はその特性を伸ばすことと、今苦手にしている部分を少しずつ向上させていく、を意識して取り組んでいきます。

それぞれの特性は以下の通りです。

ゆみか…全体的に視野を広く持てるところが、ゆみかのいいところです。またストロークは打点に入るのが速く、1年生の中でももっとも安定しています。後衛向きのプレーヤーです。
今後は後衛寄りの練習を多くいれていきます。後衛として、まずはコースの打ち分けを意識した練習をいれます。コースを打ち分けるには左手は大事です。よく左手を体に巻き付けてしまいがちですが、なるべくシャフトに添えるようにして、腰の回転をもっと使えるようになりましょう。
またボレーやショートランといったネットプレーはまだ苦手なところもあると思いますが、今後の試合では必要になってくるテクニックです。前につく怖さと、後ろを信じないといけないというプレッシャー、そしてポジション取りの難しさが苦手意識に繋がっていると思います、基本練習をしながら、少しずつネットプレーは磨いていってください。

みお…クラブ生の中では比較的、目が良く、また肩が強いです。目がいい、というのは動体視力がよい、ということです。目がいい、というのはひとつの強みになります。ボールの動きが見えているからこそ、ボレーの基礎練習のときに打点をとらえることと、ラケットの面に綺麗に当てることができています。本日展開練習のときに、相手の球は見えていて、それを認識してはいたのですが、迷ってしまい、ボレーができないところが見られました。
取れると瞬時に判断し体を動かす反射神経をトレーニングしていきましょう。
前衛向きのネットプレーヤーとしての特性があります。
今後はその特性を伸ばすためにも、ネットプレーにつなげるストローク力も必要になります。
ストロークは打点がとらえられなかったり、軸がぶれている、そのためラケットの面が上を向いたり下を向いたり安定しないため、1本打ちを多めに、また軸を安定させるために体幹トレーニングを取り入れていきましょう。

かのん…ダブルフォワード、というオールラウンダー向きです。というのもストローク、ネットプレーともに、どれもそつなくできています。
オールラウンダーは視野を広くもつ戦術眼、足の動きやステップの動き、ストロークやボレーの技術、ペアとの呼吸、すべてが求められます。
当面、かのんの課題はストロークとフットワーク、ボレーの強化です。つまり全部の力を底上げしていきます。
みはなかゆみかとペアを組みながら展開練習は取り組んでもらいますが、誰と組んでもペアへの声掛け、呼吸を合わせることは意識して行ってください。

ひろな…ひろなはネットプレーを怖がらず、突っ込んでいける強みとそれを可能にする足の速さがあります。ボレーに特化した前衛向きです。ただ突っ込みにいく気持ちが強すぎてセンター寄りにポジションをとりがちで、逆サイドのストレートを抜かれやすいです。
今後はその足の速さとポーチにでることができる精神力を活かしてボレーを中心に練習をしていきます。そしてみおと同じくネットプレーにつなげるストローク力も必要になります。
ストロークできちんと返してネットプレーにつなげていけるようにしてください。
1本打ちのときの打点の位置を意識して行うといいです。

まな…まなは正直、悩んだのですが、というか今もダブルフォワードと悩んでいます。手の長さと身長の高さから前衛向きかと思います。ただ最近1本打ちが安定しつつあり、1本打ちでのストロークは急速に上達していて、ボレーも基礎練習では面に綺麗にあたっています。
ただ手投げの球出しラリーや展開練習といった動きをつけた練習になると
ストロークもボレーも打点の位置がずれてしまい、安定しないところがあります。
この打点を安定させるためには、足の動きをもっと多くして、フットワークを軽く素早くしていく必要があります。このフットワークへの課題をクリアできると、後衛もできるようになるので、ダブルフォワードとしてまな自身の選手としての幅が広がります。

前衛、後衛、ダブルフォワードと、それぞれ特性があります。
その特性を伸ばす練習をしていきますが、基礎練習はボレーもストロークも、全員どちらもやってもらい、最終的には全員がダブルフォワードとしての力を身に付けてもらうのが、私の目標です。
というのもダブルフォワードのほうが、フォーメーションが多彩になり、ペア同士の強みをより活かすことができ、戦術も広がるからです。
今お話しした特性はあくまでそれぞれの得意なところ、として、前衛・後衛として分けた場合として参考程度にしてください。

そして1年生全員に共通していえることは、サーブ練習になります。
アンダーサーブでもいいので、19日の試合までにフォルトする確率を下げましょう。
サーブが入らないと、ゲームが始まりません。ダブルフォルトしたらそのまま相手にポイントをとられて負けです。
ただなんとなくでサーブをするのではなく、セカンドでアンダーサーブを打つ場合は確実に入るサーブにしてください。

本日の練習も皆さん、お疲れさまでした😊

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